
メタバースという言葉が流行っているけど、どんなものか分からないし何ができるかよくわからないよぉ…。
このように感じている方に向けて解説します。
この記事を読めば、メタバースは想像よりも簡単で気軽に利用できることがわかり、メタバースについての理解も深まります。
実際に私もスマホを使ってメタバースを体験しているので、実体験をもとにわかりやすく解説しますね^^
もくじ [表示]
メタバースとは

最初にメタバースとは「仮想空間」のことを意味しています。
「メタバース」という言葉はmeta(メタ)「超越」と、Univers(ユニバース)「宇宙」を掛け合わせた造語でできています。
最近では、Facebook社が会社名を「meta」(メタ)に変更したことからメタバースへの注目が高まっています。
メタバースといえば、テレビや雑誌などで大きなゴーグルを顔につけている人たちを見たことがあるかもしれません。
その瞬間はまさにメタバース(仮想空間)を体験している最中であり、現実世界ではなく仮想空間へと没入している姿です。

メタバースの世界では「アバター」と呼ばれる自分の分身を作り、メタバース世界の自分にいろいろと体験してもらえます。
※アバターとは、インターネット上で自分の分身として使われるキャラクターのことです。
スマホでできる無料メタバースアプリ3選

メタバースをやるにはゴーグルが必要だと思うかもしれませんが、スマホだけで簡単に体験できます。
ここではメタバースを体験できる代表的なアプリを3つ紹介していきます。
- Cluster(クラスター)
- ZEPETO(ゼペット)
- REV WORLDS(レヴ ワールズ)
1つずつ順番に見ていきましょう。
1.Cluster(クラスター)
Clusterとは、クラスター株式会社が運営するメタバースを体験できる代表的なアプリです。
「ワールド」と呼ばれる仮想空間がいくつもあり、たくさんの世界を体験できます。
例えば夏休みの子供の自由研究を決めるワールドや、動物園や水族館を楽しむワールドもあるので、興味のあるワールドに突入してみましょう。
プレイヤーはアバター(自分の分身)を作り、バーチャル空間を体験し、参加者同士でコミュニケーションをとれます。
スマホでClusterを体験するには、ある程度スペックに気をつけた方が良いでしょう。
ワールドによっては、スマホのスペック不足で動きが悪くなり、利用しにくい場合もあるからです。
おすすめのスペックはiOSならiPhone11以上、AndroidならGoogle Pixel 4以上であれば問題なく利用できます。
Clusterの始め方は下記の記事を参考にしてください。

2.ZEPETO(ゼベット)
ZEPETOとは、NAVER Z Corporationが運営しているメタバースアプリです。
利用者は世界で3億人を超えアジアで最大規模を誇ります。
ソフトバンクがZEPETOにバーチャルショップをオープンして話題になりました。
ZEPETOの魅力は、仮想空間で3Dアバターを使ったり、スマホのカメラでアバターを呼び出したりして、一緒に写真撮影が可能なところです。
実際SNSにアバターとのツーショット写真が投稿されており、楽しんでいる様子を伺えます。

3.REV WORLDS(レヴ ワールズ)

REV WORLDSは「仮想都市」を体験できるメタバースアプリです。
例えば、「伊勢丹新宿店」がメタバース内にもオープンしており、現実世界と同じように買い物を体験できます。
他にも「バーチャル東京ドーム」では、実際のスタジアムをメタバースを通じて見学できたり、イベントに参加できたりします。

REV WORLDSの始め方は下記の記事を参考にしてください。
メタバースはスマホで体験できる
メタバースを体験するには、専用ゴーグルや高性能なパソコンも必要ありません。
誰でも簡単にスマホさえあれば、メタバースを体験できます。
スマホの性能が上がり、アバターを自分で作れたり、アバターを通じてコミュニケーションをとったりできるようになったからです。
おまけに無料で始められるので、仮想空間で買い物できたり新技術をスマホで気軽に体験できるのです。メタバースは技術の進歩で誰でも使えるようになったのです。
メタバースでできること

メタバースはスマホでもできることはご理解いただけたと思います。では、具体的にどのようなことができるのか7つ紹介していきます。
- 仮想空間を探索する
- 他のユーザーと交流する
- イベントに参加する
- イベントを主催する
- ライブに参加できる
- ビジネス利用できる
- 教育にも使える
1つずつ解説していきます。
1.仮想空間を探索する
メタバースでは、仮想空間を自由に探索できます。
例えば仮想空間内に作られた建物に入って歩き回りながら探索できます。
メタバースはゲームと違い、攻略目的ではないので、気になるワールドを自由に好きなだけ楽しめます。
2.他のユーザーと交流する
メタバースの世界では、アバターを作って他のユーザーとコミュニケーションを取れます。
具体的なコミュニケーション方法はテキストチャットや、音声でのやりとりです。
同じワールドにいる人同士なら、価値観も似ているかもしれないのでコミュニケーションをとってみると意気投合するかもしれません。
3.イベントに参加する
インフルエンサーや企業がときどきイベントを開催しています。
目的は集まって話をしたり、自社商品を販売したりとさまざまです。
イベントでは、主催者に質問したり、仲間同士でおしゃべりできたりするので現実世界に似た世界を体験できるでしょう。
4.イベントを主催する
メタバースを使って自分でイベントを主催できます。
例えばコミュニティのオフ会を開催したり、勉強会を開催したりなど、自分でやってみたいことをメタバース内でも実施できます。
仲間に事前に告知して、多くのユーザーと交流してみてはいかがでしょうか。
5.ライブに参加できる
メタバースは有名アーティストのライブに参加もできます。
例えばメタバースゲームで有名な「フォートナイト」のバーチャルライブに星野源さんが出演し話題になりました。
今後さまざまなアーティストがメタバース内でライブを実施する可能性もありますね。
6.ビジネス利用できる
メタバースはビジネスにおいても利用されています。
例えば、メタバースゲームで不動産を購入して建物を建てて販売したり、アバターを販売したりできます。
現実世界の建物は、家賃や光熱費が発生しますが、メタバース内では一切発生しない点も魅力といえるでしょう。
7.子供教育にも利用されている
メタバースは教育においても効果を発揮しています。
例えば、日本の歴史を学ぶ授業なら、メタバース内でお城を見に行ったり、江戸時代の街並みを体験したりできます。
現実世界では実施するのにお金と時間がかかることも、メタバースなら不要です。
子供たちもアバターを通じて勉強できるので好奇心が湧き、楽しみながら学習できますね。
メタバースを体験するときの注意点

ここではメタバースを体験するときの注意点について解説していきます。
メタバースを楽しく体験するには、次の3つを意識しましょう。
- Wi-FIが使える場所を選ぼう
- 人が嫌がることをしない
- 依存しすぎない
順番に解説していきます。
1.Wi-FIが使える場所を選ぼう
まずメタバースを体験するにはWi-Fi環境が必須です。
4G回線のみで利用すると、アバターの動きが悪くなったり、途中で落ちてしまったりして楽しむのが困難になってしまうからです。
例えばイベントの参加中に回線が途切れてしまうと、知りたい内容を聞き逃してしまったり、参加者同士の交流に支障が出たりするでしょう。
メタバースを使うときはWi-Fi環境が整っている場所で使いましょう。
2.人が嫌がることをしない
嫌がらせ行為が、メタバースでも少なからず発生しています。
もし嫌がらせ行為を受けた場合は、相手をブロックしたり通報したりして対策をしましょう。
また当然ですが、自分がされて嫌なことは相手にしないようにしましょう。
もし迷惑行為をすると最悪の場合通報され、ログインできなくなります。
楽しくメタバースを体験するには、相手の気持ちを考えて、思いやりを持って接すると良いでしょう。
3.依存しすぎない
メタバースは現実世界と同じような体験ができるので、没頭しやすいです。
没頭しすぎてしまうと、長時間メタバース内に意識を集中させるので、依存症になりやすいです。
おまけに体調不良や運動不足になりやすいので、メタバース内をやる時間を決めるなど工夫しましょう。
メタバースの始め方Q&A

メタバースってアプリのことなの?仮想通貨が必要とも聞くけどどうなのかなぁ…?
メタバースは仮想空間のことで、アプリではないよ〜。
体験目的なら仮想通貨は必要ないから安心!


アバターを作るのに料金はかかるの?
アバターは基本的に無料で作れるし、3つともアプリ内で作れるよ。


メタバースを始めるのに初期費用はどれくらいかかるの?
スマホでメタバースを体験したいだけなら、無料で始められるよ。
本格的に始めたいんだったらVRゴーグルやスペックの高いパソコンが必要になるけどね。

メタバースを体験できるおすすめスマホアプリ3選まとめ
今回の記事では、メタバースをスマホで体験できるアプリについて紹介しました。
ここでまとめです。
メタバースを体験できるスマホアプリは次の3つです。
- Cluster(クラスター)
- ZEPETO(ゼペット)
- REV WORLDS(レヴ ワールズ)
どのアプリもメタバースを無料で気軽に体験できます。
メタバースでできることは7つ。
- 仮想空間を探索する
- 他のユーザーと交流する
- イベントに参加する
- イベントを主催する
- ライブに参加できる
- ビジネス利用できる
- 教育にも使える
メタバースを体験するときの注意点は3つ。
- Wi-FIが使える場所を選ぼう
- 人が嫌がることをしない
- 依存しすぎない
以上を併せてご紹介しました。
メタバースは将来SNSのようにもっと利用される頻度が増えていくでしょう。
学生がメタバース内で教育を受けたり、ビジネスで利用したりする機会も増えるでしょう。
今から少しでもメタバースの世界を体験していくと、新しい発想が生まれやすくなるかもしれませんね^^