PancakeSwapのファーミングって聞いたことあるけど、どれくらい利回りがあって具体的にどれくらい増えていくんだろう?
このような方に向けて解説します。
2021年2月からPancakeSwapでCAKEのファーミングをしています。
ファーミングとは、2種類の通貨をペアとしてPancakeSwapに流動性を提供することです。
そんなこと言われてもわからない〜〜
と思うので、簡単にいうとPancakeSwapという銀行のような場所に、2種類の仮想通貨をペアで預けるとCAKEという仮想通貨がただでもらえるという事です。
少額でもできるので実際に預けてみたら深く理解できると思います。
私もはじめてみるまではよく分からなかったけど、自腹ではじめたら「なんだ、そういうことか」と理解できたよ。
では2022年12月1日現在の状況を報告していきます。
【PancakeSwap】の始め方はどうするの〜?という方は下記をどうぞ。
PancakeSwapを触るには国内仮想通貨取引所の口座が必要です。
まだ口座を開設していない方は下記からどうぞ
→ 無料でビットフライヤーで口座開設をする → 無料でコインチェックの口座開設をするファーミングのやり方は「こちら」をどうぞ。
もくじ
PancakeSwapファーミングでどれくらい増えたか
ちなみにファームは英語で農場の意味なので、ここでは「収穫する」という意味で使われています。(CAKEを収穫すること)
2022年10月31日と12月1日の状況を載せました。
11月1日から31日間で「5.7CAKE(3000円)」増えています。つまり1日あたり約100円。
では、どれくらい預けているのかというと上記のようにドル換算だと1249ドルと記載されています。
現在のドル円が135.13円なので約16万円くらいです。つまり約16万円預けていたら毎日100円、毎月3000円くらい増えていくという感じです。
画像の見方は、下記のとおりです。
CAKE-BNB
CAKE-BNBは「CAKEとBNBの仮想通貨をペアにして預けている」という事です。
他にもいろいろな組み合わせで仮想通貨を預けることができます。
APR(利回り)
APR(Annual Percentage Rate)とは「単利の利回り」のこと。
APRは現在22%ですね。
種別 | 利回り |
Pancakeswap | 22% |
銀行の定期預金 | 0.0002% |
銀行の定期預金が0.0002%なので10万倍の利回りですね。
と言ってもリスクが銀行より高いので比較するものではないのであくまで参考値です。
APRと比較してAPYというものもあります。
APY(Annual Percentage Yield): 複利のこと。元本+受け取った報酬が対象となります。
つまりこのファーミングに関してはAPR:単利ですので、もし複利で回していきたい方は緑色の「Harvest」というボタンをクリックするともらったCAKEが使えるので、それを元本に回すこともできます。
利回りの推移
過去の利回りの推移は下記の通りです。
日付け | APR(利回り) |
2月10日 | 36% |
4月1日 | 34% |
5月1日 | 41% |
6月15日 | 30% |
7月9日 | 20% |
8月1日 | 22% |
9月1日 | 22% |
9月9日 | 21% |
9月19日 | 24% |
9月26日 | 24% |
10月3日 | 22% |
10月10日 | 22% |
10月17日 | 23% |
10月24日 | 22% |
10月31日 | 21% |
12月1日 | 22% |
Earn
Earn:CAKE+Fees
Earnとは報酬という意味なので「報酬はCAKEでもらえますよ」という事です。
CAKE EARNED
「CAKE EARNED」というのがCAKEが増えた量です。12月1日時点では5.7CAKEもらえていますね。
現在のCAKEの価格が528円なので約3000円分の価値があります。
CAKE-BNB LP STAKED
「CAKE-BNB LP STAKED」というのは、CAKEとBNBの仮想通貨をペアで「17.63」預けているという事です。
詳細は下に書いてあり、CAKEが154.34で、BNBが2.24です。
これはCAKEやBNBの価格が変動するとこの値は変わりますが、「17.63」はずっと変わりません。
次にファーミングの仕方を解説します。
PancakeSwapでファーミングをする
ファーミングとは、2種類の通貨をペアとしてPancakeSwapに流動性を提供することです。
ファーミングの仕方は、「Earn」にカーソルを合わせたあと、「Farm」をクリックします。
するといくつかファーミングできるペアが現れます。
下記に、「CAKE-BNB」というものがあります。
これはAPR(年利)=35%ととても高利回りです。わたしは昨年2021年2月からずっとファーミングしています。
当時の年利は75%くらいありました。
まずどの通貨ペアでファーミングするかを決めましょう。
今回は「BUSD-BNB」で説明します。
BUSDとは"Binance USD"のことで、つまりバイナンス版のドルという感じです。
BUSD-BNBでファーミングするには、先ほど紹介したスワップで、BUSDとBNBが1対1(=同価値)になるようにします。
現在わたしのウォレットには0.28BNBがあるので、約半分の0.13BNBをBUSDにスワップ(交換)します。
少しガス代(=BNB)を残しておく必要があります。と言っても100円もかからないはずです。
「Trade」→「Swap」と進み、交換元をBNB、交換先をBUSDにします。
Swapをクリックします。すると、0.13BNBが、54BUSD相当になります。
LPトークンを取得する
"LP"はLiquidity Provider(流動性提供者)の略です。
通貨をペアにして預けるということです。
「Trade」→「Liquidity」と進み、「+ Add Liquidity」をクリックします。
通貨を上側をBNB、下側をBUSDにします。
ここで2つの通貨を同じ価値にするには、現在わたしはガス代の分も考えてBNBの方が"多く"持っています。
だからここではBUSD(=少ないほう)の、"MAX"ボタンを押します。
そのあと、"Supply"をクリックします。
これでBNB/BUSDのプールトークンを受け取ることができました。
これで流動性が供給ができて、LPトークンがもらえました。
これはBNB/BUSDの通貨ペアの流動性を提供していることを証明するものです。
LPトークンをステーキングする
次は、LPトークンをステーキングします。
ステーキングとは、仮想通貨を預けるだけで利益を得られる仕組みのことをいいます。
「Earn」→「Farms」とカーソルを合わせ、赤い枠の"Enable Contract"をクリックします。
手数料は、$0.09なので約10円ですね。
"Stake LP"をクリックします。
"MAX"ボタンを押し、"Confirm"します。
これで2.098BUSD-BNBのステーキングが完了しました。
お疲れ様でした!
利回りは"CAKE"というコインがもらえます。
PancakeSwap ファーミング経過報告まとめ
2022年12月1日現在、ファーミングでどれくらい増えたかと、ファーミングのやり方について解説しました。
一度やってみるとそんなに難しくないことがわかると思います。
私の場合、余剰金はリスクを取って新しい技術を触ることにより勉強しています。
自腹でやらないと本気で理解出来ない人間です。。
他にもPancakeSwapで1年間ロックステーキングというものもしています。
こちらは仮想通貨をペアで預けるのではなくCAKEを預けるだけです。こちらの利回りは現在60%とファーミングよりも高いです。
興味があればこちらもご覧ください。
【12月2日】
【11月4日】
【10月7日】
【9月9日】
ファーミングの過去の経過報告はこちらです。
【10月24日】
【10月3日】
【9月9日】